知識の獲得
ずっと前に買ったまま放置していた新紀元社「武器と防具 西洋編」を見つけ、
部屋の片付けもやらず読みふけっていた。
RPGでよく目にするような「単語」が、絵入りで簡潔に解説されている。
ロングソードやショートソードの用法上の相違点、今までパイクとスピアーは語彙の違いだけでほぼ同一のものだと思い込んでた(どちらも単なる槍)が実際にはまったく別物であること―等がが分かったりして、銃火器以外の西洋の武器にはまったく無知な自分にとっては新たな知識の獲得となった。
そして読書中にジョセフ・スイートナムなる人物を知りえた。
エリザベス王朝に仕えたフェンシングマスターらしいのだが、バスタードソードとトゥーハンドソードの用法などに触れており興味をひいた。
さっそくGoogleで調べてみたのだが、日本語でヒットした件数はたった3件。しかもそのうち1件は「武器と防具 西洋編」の記述とほとんど変わらない。
英語で検索を書けると2番目に出てくる。(こちら)アマゾン本家で彼の著書「The Schoole of the Noble and Worthy Science of Defence」を調べてみるもヒットせず。内容は上記のリンクから見れるが、恐らくは簡潔にまとめただけのものだろう。書籍で読むことはできないのだろうか。(さらに言うなら日本語で読めるといいのだが…………いや、それはさすがに怠慢すぎる気が…自ら訳す努力をすべきか…(;´-ω-`))
●余談だがジョセフ・スイートナムを検索している途中にこんなものを見つけた。
Silencer History and Performance: Cqb, Assault Rifle, and Sniper Technology
剣術の本を探しているのになぜ銃の書籍が出てくる、というツッコミはなしで。(唐突に月刊GUNで「Science of Silencerという本がAmazon.comで買える」という記事を載せていたことを思い出しただけなんだけど)
他にもModern Firearm Silencers とかSilencers For Hand Firearmsなど面白そうな本がたくさん。うん、これなら必死になって読める。私の英語力向上のために誰かこれ買ってください。
●さらに余談
Silencers For Hand Firearmsの表紙を拡大するとこんな画像が。
真ん中の銃はリボルバーである。
リボルバーにサイレンサー(いや正しくはサプレッサー)をマズル先端につけても、シリンダーとフォーシングコーンの隙間から盛大に発射ガスが漏れ出して用を為さなくなる。リボルバーでサプレッサーをつけても効果のあるのはナガンM1895を改造したものくらいかな、と思っていたのだが…どこの誰が作ったものかは知らないが、リボルバーの欠点に対してこう馬鹿正直に挑戦するとはたまげた。発射時にこのヘンテコなサプレッサーがどのような効果・弊害を及ぼすか見てみたいものである。
(ナガンM1895……帝政ロシア製。ガスシール・シリンダーという特殊な機構を採用しており、発射のさいシリンダーがフォーシングコーンをドッキングするためガスがほとんど漏れない。エネルギーのロスが少なく、7.62㎜×39Rというそれほど強力ではない専用弾薬を使いながら、他のリボルバーの.357Magnumと同程度の威力を引き出している。月刊GUNではエコ・リボルバーなどと評されていた)
しかし頭の中は銃一色な自分にとって過去の刀剣・矛槍等の武器に興味を抱く契機となるのは、ゲームでその存在を知ったときである。
ハードがPCであるゲームで知ったとき(最近ではAoE3か)はプレイ環境がネットに接続されていることから、ゲーム終了時でもゲーム中でも専門サイトにアクセスして調べることができる。まぁハードが家庭用ゲーム機でも同じようにサイトにアクセスしたりする。そして紙媒体での情報を欲すれば本屋で関連文献を注文することもよくあった。
しかし漫画で存在を知ったときは興味までには至らず、また調べる気になることは少ない。なぜかゲームで知ったときだけ、調べようとする。
漫画を読むこと、ゲームをすることはどちらも自らが欲して行う娯楽行為であり、その過程で知りえたモノは同じように調べてもおかしくはないと思うのだが、興味の持ち方に差異があるのだ。
思い返してみると、自分が興味を抱くときはその契機が受動的であるか、能動的であるかによって違いがあったように思える。私の場合、後者で興味を抱くことが多い。
自分の中では、漫画は"体が受動的に"読むもの、ゲームは"体が能動的に"やらせるもの、とでも区別しているから差異が生じるのだろうか。されながら行為自体は同じ娯楽追求に違いないのになぜ区別を加える必要があるのか。
そのときの気分、直感で動く非合理的な人間である自分には不思議でならない。
誰か教えてケロ。
部屋の片付けもやらず読みふけっていた。
RPGでよく目にするような「単語」が、絵入りで簡潔に解説されている。
ロングソードやショートソードの用法上の相違点、今までパイクとスピアーは語彙の違いだけでほぼ同一のものだと思い込んでた(どちらも単なる槍)が実際にはまったく別物であること―等がが分かったりして、銃火器以外の西洋の武器にはまったく無知な自分にとっては新たな知識の獲得となった。
そして読書中にジョセフ・スイートナムなる人物を知りえた。
エリザベス王朝に仕えたフェンシングマスターらしいのだが、バスタードソードとトゥーハンドソードの用法などに触れており興味をひいた。
さっそくGoogleで調べてみたのだが、日本語でヒットした件数はたった3件。しかもそのうち1件は「武器と防具 西洋編」の記述とほとんど変わらない。
英語で検索を書けると2番目に出てくる。(こちら)アマゾン本家で彼の著書「The Schoole of the Noble and Worthy Science of Defence」を調べてみるもヒットせず。内容は上記のリンクから見れるが、恐らくは簡潔にまとめただけのものだろう。書籍で読むことはできないのだろうか。(さらに言うなら日本語で読めるといいのだが…………いや、それはさすがに怠慢すぎる気が…自ら訳す努力をすべきか…(;´-ω-`))
●余談だがジョセフ・スイートナムを検索している途中にこんなものを見つけた。
Silencer History and Performance: Cqb, Assault Rifle, and Sniper Technology
剣術の本を探しているのになぜ銃の書籍が出てくる、というツッコミはなしで。(唐突に月刊GUNで「Science of Silencerという本がAmazon.comで買える」という記事を載せていたことを思い出しただけなんだけど)
他にもModern Firearm Silencers とかSilencers For Hand Firearmsなど面白そうな本がたくさん。うん、これなら必死になって読める。私の英語力向上のために誰かこれ買ってください。
●さらに余談
Silencers For Hand Firearmsの表紙を拡大するとこんな画像が。
真ん中の銃はリボルバーである。
リボルバーにサイレンサー(いや正しくはサプレッサー)をマズル先端につけても、シリンダーとフォーシングコーンの隙間から盛大に発射ガスが漏れ出して用を為さなくなる。リボルバーでサプレッサーをつけても効果のあるのはナガンM1895を改造したものくらいかな、と思っていたのだが…どこの誰が作ったものかは知らないが、リボルバーの欠点に対してこう馬鹿正直に挑戦するとはたまげた。発射時にこのヘンテコなサプレッサーがどのような効果・弊害を及ぼすか見てみたいものである。
(ナガンM1895……帝政ロシア製。ガスシール・シリンダーという特殊な機構を採用しており、発射のさいシリンダーがフォーシングコーンをドッキングするためガスがほとんど漏れない。エネルギーのロスが少なく、7.62㎜×39Rというそれほど強力ではない専用弾薬を使いながら、他のリボルバーの.357Magnumと同程度の威力を引き出している。月刊GUNではエコ・リボルバーなどと評されていた)
しかし頭の中は銃一色な自分にとって過去の刀剣・矛槍等の武器に興味を抱く契機となるのは、ゲームでその存在を知ったときである。
ハードがPCであるゲームで知ったとき(最近ではAoE3か)はプレイ環境がネットに接続されていることから、ゲーム終了時でもゲーム中でも専門サイトにアクセスして調べることができる。まぁハードが家庭用ゲーム機でも同じようにサイトにアクセスしたりする。そして紙媒体での情報を欲すれば本屋で関連文献を注文することもよくあった。
しかし漫画で存在を知ったときは興味までには至らず、また調べる気になることは少ない。なぜかゲームで知ったときだけ、調べようとする。
漫画を読むこと、ゲームをすることはどちらも自らが欲して行う娯楽行為であり、その過程で知りえたモノは同じように調べてもおかしくはないと思うのだが、興味の持ち方に差異があるのだ。
思い返してみると、自分が興味を抱くときはその契機が受動的であるか、能動的であるかによって違いがあったように思える。私の場合、後者で興味を抱くことが多い。
自分の中では、漫画は"体が受動的に"読むもの、ゲームは"体が能動的に"やらせるもの、とでも区別しているから差異が生じるのだろうか。されながら行為自体は同じ娯楽追求に違いないのになぜ区別を加える必要があるのか。
そのときの気分、直感で動く非合理的な人間である自分には不思議でならない。
誰か教えてケロ。
by CompoundBow
| 2006-05-22 01:31
| 銃
※当Blogの投稿記事はあなたの精神健康を脅かす恐れがあります。 ※投稿した記事は日本語として言葉として意味を成さないBow言で書かれております。
by CompoundBow
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