舞-HiME 全話鑑賞終了
公式HP
http://www.sunrise-inc.co.jp/my-hime/
今更ながら全話を鑑賞終了。
放送当初は「あのサンライズがついに萌えに走った!?」とか騒がれていましたが、見てみれば何のことはない、戦闘あり・シリアスありで単なる萌えアニメとは一線を画す秀作アニメでした。
―――以下、盛大なネタバレ―――
10話までは戦闘アリのコメディありの学園物。このあたりのノリの良さは最高。
途中、アリッ○嬢が大暴れする15話までは学園を巻き込んだ大騒動、思うに、舞-HiMEのイメージが一番現れているのは1~10話、そして17話~最終話。
11話から15話までの某財団の介入は若干話を乱している感もありました。普通に見れば楽しめるのですがなんとなく繋がりが分からない。
しかし舞-HiMEには色んな場所に伏線が張られており、これを抜きにして語れないところもある。
個人的には17話~最終話の愛憎劇が一番の見所でしょう。
「―HiMEとなることで、一番大事なものをかけることになるー」
その一番大事なものとは自分の最も思う存在であり、HiMEのチャイルドが倒されることによって彼・彼女らは消滅していく。HiMEたちはそれを守るべく、袂を分かち合った戦友と戦うわけです。
愛着の沸いたキャラクターたちが戦い、殺しあうのは私としては悲しいのですが、守るべきものへの彼女らの真剣な想いには心打たれるものがあります。
イメージとしてはFate/stay nightの聖杯争奪戦と被るところはあるのですが、テーマの重さとシリアスさはFateの比ではありません。
舞衣が一番大事だと思い込んできた「弟を守る使命」を失い、「自分が本当に望むこと」について悩み始める。激闘そして葛藤の末、最後にたどり着いた偽りなき答え・楯への想いは、彼を想うもう一人のHiMEの敗北によって、想いを伝えることが叶わぬまま彼は消滅する。
その間にもHiMEたちはどんどん倒れ、消えていく。そして開かれる決戦の場。舞衣はこの戦いを終わらせるため、力の源たる想い人を失っても最終決戦へ向かうわけですが…。
最終話については賛否両論もありそうですが、あのまま皆が消滅したまま終わらせるのは舞-HiMEらしくない。確かに納得のいく展開ではなかったのですが、あのまま単なる欝話で終わってほしくなかった。だから私としては好意的に受けとれました。「ああ、良かった」と安心できましたしね。
ただ一方で語られてない部分あるのは寂しいところ。
真白はさておき、凪については予想はついても分からず仕舞い。HiMEの儀式を命令した一番地もぞんざいな扱いだったりと、どうしても穴は出てくるんですよね。
ただ解説本で少し補足すれば十分わかる程度の穴ですから、些細なこととも言えます。
詳細の説明が必要なアクエリオンと比べればやっぱり出来の差は大きい。(しかもアクエリオンとは違ってやりきれない感もない)
画質は一部で「神レベル」と言われたように、最高の出来。
声優陣も非常に豪華。
話数をほとんど無駄にせず進められたストーリーも素晴らしかった。
総評として、非常にクオリティの高い秀作です。
すでにDVDが全巻揃っていますので、是非ご覧あれ。後悔はないと思います。
なお私が好きなキャラクターは、ヒロインゆえ一番感情移入しやすい舞衣は勿論として、
他所でもすごい人気を誇る久我なつき。
クールぶっているのに肝心なところでお間抜けなところが可愛くて仕方ありません。
他では杉浦碧と原田千絵。テンション最高な碧と、脇役だけど存在感バッチリでいかにも女子のリーダー格っぽい千絵。どちらも良い味出してます。
なお、現在舞-HiMEの続編(?)である舞-乙HiMEが放送されていますが、
正直いって舞-HiMEの同人アニメみたいで、少々観るに耐えません……。キャラやキャラの性格まで同じってどういうこっちゃ(;´Д`)マジでありえんっすよ。
しかも等身低いキャラ多いし服は狙いすぎだし……大丈夫かサンライズ。SEED Destinyみたいな失敗はせんといてくれよ~。
http://www.sunrise-inc.co.jp/my-hime/
今更ながら全話を鑑賞終了。
放送当初は「あのサンライズがついに萌えに走った!?」とか騒がれていましたが、見てみれば何のことはない、戦闘あり・シリアスありで単なる萌えアニメとは一線を画す秀作アニメでした。
―――以下、盛大なネタバレ―――
10話までは戦闘アリのコメディありの学園物。このあたりのノリの良さは最高。
途中、アリッ○嬢が大暴れする15話までは学園を巻き込んだ大騒動、思うに、舞-HiMEのイメージが一番現れているのは1~10話、そして17話~最終話。
11話から15話までの某財団の介入は若干話を乱している感もありました。普通に見れば楽しめるのですがなんとなく繋がりが分からない。
しかし舞-HiMEには色んな場所に伏線が張られており、これを抜きにして語れないところもある。
個人的には17話~最終話の愛憎劇が一番の見所でしょう。
「―HiMEとなることで、一番大事なものをかけることになるー」
その一番大事なものとは自分の最も思う存在であり、HiMEのチャイルドが倒されることによって彼・彼女らは消滅していく。HiMEたちはそれを守るべく、袂を分かち合った戦友と戦うわけです。
愛着の沸いたキャラクターたちが戦い、殺しあうのは私としては悲しいのですが、守るべきものへの彼女らの真剣な想いには心打たれるものがあります。
イメージとしてはFate/stay nightの聖杯争奪戦と被るところはあるのですが、テーマの重さとシリアスさはFateの比ではありません。
舞衣が一番大事だと思い込んできた「弟を守る使命」を失い、「自分が本当に望むこと」について悩み始める。激闘そして葛藤の末、最後にたどり着いた偽りなき答え・楯への想いは、彼を想うもう一人のHiMEの敗北によって、想いを伝えることが叶わぬまま彼は消滅する。
その間にもHiMEたちはどんどん倒れ、消えていく。そして開かれる決戦の場。舞衣はこの戦いを終わらせるため、力の源たる想い人を失っても最終決戦へ向かうわけですが…。
最終話については賛否両論もありそうですが、あのまま皆が消滅したまま終わらせるのは舞-HiMEらしくない。確かに納得のいく展開ではなかったのですが、あのまま単なる欝話で終わってほしくなかった。だから私としては好意的に受けとれました。「ああ、良かった」と安心できましたしね。
ただ一方で語られてない部分あるのは寂しいところ。
真白はさておき、凪については予想はついても分からず仕舞い。HiMEの儀式を命令した一番地もぞんざいな扱いだったりと、どうしても穴は出てくるんですよね。
ただ解説本で少し補足すれば十分わかる程度の穴ですから、些細なこととも言えます。
詳細の説明が必要なアクエリオンと比べればやっぱり出来の差は大きい。(しかもアクエリオンとは違ってやりきれない感もない)
画質は一部で「神レベル」と言われたように、最高の出来。
声優陣も非常に豪華。
話数をほとんど無駄にせず進められたストーリーも素晴らしかった。
総評として、非常にクオリティの高い秀作です。
すでにDVDが全巻揃っていますので、是非ご覧あれ。後悔はないと思います。
なお私が好きなキャラクターは、ヒロインゆえ一番感情移入しやすい舞衣は勿論として、
他所でもすごい人気を誇る久我なつき。
クールぶっているのに肝心なところでお間抜けなところが可愛くて仕方ありません。
他では杉浦碧と原田千絵。テンション最高な碧と、脇役だけど存在感バッチリでいかにも女子のリーダー格っぽい千絵。どちらも良い味出してます。
なお、現在舞-HiMEの続編(?)である舞-乙HiMEが放送されていますが、
正直いって舞-HiMEの同人アニメみたいで、少々観るに耐えません……。キャラやキャラの性格まで同じってどういうこっちゃ(;´Д`)マジでありえんっすよ。
しかも等身低いキャラ多いし服は狙いすぎだし……大丈夫かサンライズ。SEED Destinyみたいな失敗はせんといてくれよ~。
by CompoundBow
| 2005-11-09 02:09
| 漫画・小説・アニメ・映画など
※当Blogの投稿記事はあなたの精神健康を脅かす恐れがあります。 ※投稿した記事は日本語として言葉として意味を成さないBow言で書かれております。
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