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パトリオットミサイル - 通称が同じでも中身が違えば効果も異なる。

今日知って驚いたことである。
(私の中で)知られざるPAC-2とPAC-3の違い。
私は物事を知らなさ過ぎるとよく指摘されるが、多少は知識はあろう…と思える分野でも全然知らなかった例。
私、専門は兵器全般ではなく銃器ですので…  と思えども、そちらも間違いだらけなことが多かったり。

んで題にあるPAC-2とPAC-3の違いとは。
PAC-2はミサイル弾頭が破片爆破を起こし、迎撃目標を破壊する方式。
この方式では弾頭やその他諸々が生き残る確率が高めで、迎撃しなければならない要の部分が結局落ちてくるというケースがあったそうな。
湾岸戦争での実際のスカッドミサイル迎撃率が低かった一因にはそれがあるようだ。
そのほかにもスカッドミサイルの発射位置特定に相当苦労したのもあるようだが…。移動式発射台は恐ろしい。
話は飛ぶが、以前、NHKの軍事特集でロシアの弾道ミサイル発射トレーラーを動かす際、
「メディアに見せるために動かすことをアメリカに事前通告した」
「監視衛星でトレーラーが基地を出ているところはわかるが出たあとを探し当てるのが困難故、下手な緊張や軍事問題を起こさないために必要な手続き」
などといっていたが、どうなのだろうね。

それに対し、PAC-3は
PAC-2と似たような破壊(破片ではなくペレットによる破壊)も行うが、それがメインではなく、
迎撃ミサイル本体を迎撃目標にブチ込むという方式を採用。
弾頭の破片ではなくミサイルの運動エネルギーを利用しているので威力が桁違いとなっている。
飛翔体そのものをぶつけられるようになったのはテクノロジーの進歩によるものでしょうが、「本体の運動エネルギーで対処」というのは湾岸での戦訓も大きく影響しているものだと思う。たぶん。

まぁWikipedia読んだほうがある程度まとまっていて分かりやすいと思う。
パトリオットミサイル - Wikipedia


余談だが、最近年配社員からどつかれることが多く、疲れる。
by CompoundBow | 2009-04-01 00:34 |


※当Blogの投稿記事はあなたの精神健康を脅かす恐れがあります。 ※投稿した記事は日本語として言葉として意味を成さないBow言で書かれております。


by CompoundBow

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