HD-1L Professional Edition インプレッション
インターシティのヘッドフォンアンプ、HD-1L Professional Edition(以下、HD-1L PE)購入から一ヶ月近く経ちました。
その間は常時通電、かつほとんどの日でヘッドフォンで聞いていたので機器の回路、電源も相当こなれてきたものと思います(とくに意味は無いがここではエージングと言わない)ので、ようやくインプレッションを書こうと思います。
まず接続環境。
Audiotrak PRODIGY HD2(OPAMP換装済)
↓
Zu cable GedeMk2 + カナレ製(?) XLR変換コネクター(2番ホット)
↓
HD-1L PE(設定:出荷デフォルト) + 電源コード:AET SCR/AC 1.8m)
↓
AKG K701 or Ultrasone PROline750 (たまにAlessandro MS-2i)
個人的にはいい加減PRODIGY HD2をどうにかしたいんですが…アンプ側のグレードに見合ってない。しかし、金がありませんのでどうにも…。(;´-ω-`)
将来的なアップグレード案としてはRME Firewire400→RTS-XLRパッチケーブル(モガミ辺りを狙いたい)→HD-1L PEという感じです。おそらくですがこの構成ならDACを中間に挟む意味はなさそうです。
しかし流石にFirewire400は高すぎるので、妥協してE-MU 1616M+PCI busでしょうかね。ただE-MUのはRME Hammerfallテクノロジーと違いCPUに負担がかかるのがアレですが…。
さて肝心な音の方に入りたいと思います。
所有していたHPアンプの中でまともな比較対照がLehmannaudio BCLしかありません。しかもすでに記憶に頼っての比較ですから、当てにならないと思われますが悪しからず。
・AKG K701使用時
音質もさることながら音の密度と圧のかかり方が絶妙で素晴らしい…。所持しているヘッドフォンの中では最高のリスニング環境(心地よい低音、聴くやすさ、音場など)を提供してくれます。
BCL接続時の音も好きだったのですが、なんとなく音が分離している感じが否めませんでした。ボーカルと楽器が近くにきて、楽器の響きが若干遠めから聞こえる、といった按配です。
HD-1L PEではそういった分離感を感じさせず鳴らしてくれます。意地悪く言えば音がヘッドフォンの中で充満して一音一音を聞き分けるには向いてない、といった感じですか。普通に考えれば長所ですけども…モニター用としてはどうなのかな。まぁK701使っている時点で「モニターがどうの」ってのはナンセンスですが。
・PROline750使用時
K701接続時のように、音の密度は良いです。音質も申し分ない。
ですが音の分離だけはBCLに比べると今一歩。低音のバランスはいいものの、低音の出方はあまり違いを感じないですね。巷で言われているのとは違い、私の所持しているPROline750はあまり低音がでません。(未だにこれは謎なんですが…それともPROline2500と勘違いしている?)
そのため低音の違いなども良く分からないのかもしれませんし、いや単に聴き分けできない私の耳が悪いだけかもしれません。
あとほとんどの人によってはそのほうが良いでしょうが、BCL+PROline750のキツめなスカキン音はHD-1L PE+PROline750では出ません。私はあれがクセになっていたので残念。(…いや、あんな音だすアンプのほうが珍しいよなぁ…)
●音の傾向
HD-1L PE→中間~若干ウォームか? あまりモニターらしさは感じられないが聴き易い。
BCL→クールというかコールド(笑) 分かりやすいモニター調で音薄め。
●ボリュームなどアンプの質感等
HD-1L PE→本体側に目盛りがついてますが、ボリュームつまみが小さくて調整しづらいです。滑りにくい形状は良いのですが。一番クレームをつけるとしたらつまみの大きさでしょうか。
本体塗装はサテン地ブラックで傷や指紋がつきにくく、これは非常によろしいです。(売るとき有利かもね)汚れの目立って手入れの大変そうなピアノブラックハードコートは勘弁…。
筐体はわりと大きめ。電源スイッチは前面にあり、ランプも赤なので眩しくなくていい。
BCL→本体に対してボリュームつまみがやたら大きいですが、その分使いやすく調整もしやすいです。目盛りがあると尚いいんですが。
こちらの塗装は忘れましたが傷がつきにくいのは同様です。ただ正面のパネルは気をつけないと傷、ないしちょっとした跡が付く可能性がありますので、そこだけは取り扱い注意。
筐体は何か不安になるほど細長く小さい。(笑) 電源スイッチは背面にあり、電源投入時のランプは青色LEDで消灯時は少々眩しいです…。(PCのLEDのほうがよっぽど眩しいですが)
以上、インプレッションでした。
音質については使用するヘッドフォン、上流の環境の変更により変わる可能性が高いですので、あくまで「傾向」としてとらえていただいたほうがよろしいと思います。
●追記
なお何故MS-2i使用時の記述がないかというと、MS-2iだと低音がきつくて聞いてられないから除外したためです。BCLでも低音が出すぎてて長時間聞くのはつらかったのですから…。
その間は常時通電、かつほとんどの日でヘッドフォンで聞いていたので機器の回路、電源も相当こなれてきたものと思います(とくに意味は無いがここではエージングと言わない)ので、ようやくインプレッションを書こうと思います。
まず接続環境。
Audiotrak PRODIGY HD2(OPAMP換装済)
↓
Zu cable GedeMk2 + カナレ製(?) XLR変換コネクター(2番ホット)
↓
HD-1L PE(設定:出荷デフォルト) + 電源コード:AET SCR/AC 1.8m)
↓
AKG K701 or Ultrasone PROline750 (たまにAlessandro MS-2i)
個人的にはいい加減PRODIGY HD2をどうにかしたいんですが…アンプ側のグレードに見合ってない。しかし、金がありませんのでどうにも…。(;´-ω-`)
将来的なアップグレード案としてはRME Firewire400→RTS-XLRパッチケーブル(モガミ辺りを狙いたい)→HD-1L PEという感じです。おそらくですがこの構成ならDACを中間に挟む意味はなさそうです。
しかし流石にFirewire400は高すぎるので、妥協してE-MU 1616M+PCI busでしょうかね。ただE-MUのはRME Hammerfallテクノロジーと違いCPUに負担がかかるのがアレですが…。
さて肝心な音の方に入りたいと思います。
所有していたHPアンプの中でまともな比較対照がLehmannaudio BCLしかありません。しかもすでに記憶に頼っての比較ですから、当てにならないと思われますが悪しからず。
・AKG K701使用時
音質もさることながら音の密度と圧のかかり方が絶妙で素晴らしい…。所持しているヘッドフォンの中では最高のリスニング環境(心地よい低音、聴くやすさ、音場など)を提供してくれます。
BCL接続時の音も好きだったのですが、なんとなく音が分離している感じが否めませんでした。ボーカルと楽器が近くにきて、楽器の響きが若干遠めから聞こえる、といった按配です。
HD-1L PEではそういった分離感を感じさせず鳴らしてくれます。意地悪く言えば音がヘッドフォンの中で充満して一音一音を聞き分けるには向いてない、といった感じですか。普通に考えれば長所ですけども…モニター用としてはどうなのかな。まぁK701使っている時点で「モニターがどうの」ってのはナンセンスですが。
・PROline750使用時
K701接続時のように、音の密度は良いです。音質も申し分ない。
ですが音の分離だけはBCLに比べると今一歩。低音のバランスはいいものの、低音の出方はあまり違いを感じないですね。巷で言われているのとは違い、私の所持しているPROline750はあまり低音がでません。(未だにこれは謎なんですが…それともPROline2500と勘違いしている?)
そのため低音の違いなども良く分からないのかもしれませんし、いや単に聴き分けできない私の耳が悪いだけかもしれません。
あとほとんどの人によってはそのほうが良いでしょうが、BCL+PROline750のキツめなスカキン音はHD-1L PE+PROline750では出ません。私はあれがクセになっていたので残念。(…いや、あんな音だすアンプのほうが珍しいよなぁ…)
●音の傾向
HD-1L PE→中間~若干ウォームか? あまりモニターらしさは感じられないが聴き易い。
BCL→クールというかコールド(笑) 分かりやすいモニター調で音薄め。
●ボリュームなどアンプの質感等
HD-1L PE→本体側に目盛りがついてますが、ボリュームつまみが小さくて調整しづらいです。滑りにくい形状は良いのですが。一番クレームをつけるとしたらつまみの大きさでしょうか。
本体塗装はサテン地ブラックで傷や指紋がつきにくく、これは非常によろしいです。
筐体はわりと大きめ。電源スイッチは前面にあり、ランプも赤なので眩しくなくていい。
BCL→本体に対してボリュームつまみがやたら大きいですが、その分使いやすく調整もしやすいです。目盛りがあると尚いいんですが。
こちらの塗装は忘れましたが傷がつきにくいのは同様です。ただ正面のパネルは気をつけないと傷、ないしちょっとした跡が付く可能性がありますので、そこだけは取り扱い注意。
筐体は何か不安になるほど細長く小さい。(笑) 電源スイッチは背面にあり、電源投入時のランプは青色LEDで消灯時は少々眩しいです…。(PCのLEDのほうがよっぽど眩しいですが)
以上、インプレッションでした。
音質については使用するヘッドフォン、上流の環境の変更により変わる可能性が高いですので、あくまで「傾向」としてとらえていただいたほうがよろしいと思います。
●追記
なお何故MS-2i使用時の記述がないかというと、MS-2iだと低音がきつくて聞いてられないから除外したためです。BCLでも低音が出すぎてて長時間聞くのはつらかったのですから…。
by CompoundBow
| 2007-10-03 08:41
| オーディオ - 機器
※当Blogの投稿記事はあなたの精神健康を脅かす恐れがあります。 ※投稿した記事は日本語として言葉として意味を成さないBow言で書かれております。
by CompoundBow
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