医者

昨日、祖父が突然入院し即刻手術を受けるという事態に陥った。
手術の内容は頭蓋骨と硬膜の間に溜まっている血を摘出するというもの。
手術室から病室へ運ばれる祖父の頭には血液を抜くためのチューブが刺さっていた。デリケートなものであり抜ければ再度手術というもので、当然のことながら絶対安静にしてなければならない。

そもそもこの状態に陥る前の事を、関係した医者・機関の名前をなるべく伏せながら語る。

昨日の1ヶ月前、突然祖父が転倒した。
転倒自体は祖父の不注意であり仕方がないとしても、そこから様子がおかしくなる。
以前から祖父にはケアマネージャーの方に面倒を見ていただいているのだが、そのケアマネージャーの方から「どうも祖父の様子がおかしい」と母に電話がかかり、母を乗せて私も祖父の様子を見に行った。
確かに様子がおかしい。
以前は無駄に喋り詰めだった祖父が、その日を境に言語や認識能力に支障をきたすようになった。具体的には喋っている言葉を途中で止めてしまったり、日付や時間が正確に把握できなくなったりした。母もケアマネージャーの方も心配し、かかりつけのA医者の紹介で精密検査の出来るB医院に赴いた。

結果・CTスキャンでは異常なし。
それでも祖父はどこかおかしいまま。納得いかぬまま母が担当したB医院のB医者に問いただしても、こちらの逆撫でするような返答がくるだけ。その医者は代わりに名古屋に二箇所ある赤十字病院(どちらかは言わない)の紹介状を書いてよこした。そこは以前、祖母が癌で亡くなる前に一時期入院していた病院だが、とてつもなく雰囲気の悪い病院である。看護士はひどく無愛想、とくに外科の医者の態度が最悪で、母によるととても人の命を扱う仕事には向いていない男であったらしい。(私はその医者に面識はない)幸いにも祖母は亡くなる数ヶ月前に名東区にあるC病院に転院し、暗澹たる雰囲気の場所ではなく落ち着いた環境の中で息を引き取った。
閑話休題。そんなわけで私達は赤十字病院に向かったわけだが、検査の結果とそこでの返答は前述のA医者と同じもの。担当した医者はB医者の後輩格に当たるのか知らないがとにかく全幅の信頼を置いているらしく、「B医院で同じ結果が出て、B医者がそう言っているのなら間違いない。何の異常もない」
家族やケアマネージャーの方が、日に日に酷くなっていく祖父の異常を訴えているにも関わらず、である。
やむを得ず普段通っているかかりつけのA医者に相談したところ、やはりA医者は祖父の異常に気にかけており、B医員や赤十字病院の医者たちの言葉に疑問を持っていた。
「MRIと違いCTスキャンでは徐々に出血していたりしても解らないときがある」と聞かされ、そこで祖母がなくなったC病院へMRI検査の手配をしていただき、数日後C病院へ行った。
しかし手配をしていたのにもかかわらずC病院側のミスでMRI検査が出来ず、挙句に「予約が一杯だから」とのことで、再三の要求したにも関わらず受けられたのは結果の怪しいCTスキャンのみ。(ここでも異常は見当たらなかった)C病院には祖母の一件で随分感謝していたが、この件には相当失望させられた。

色んな医院・病院からたらい回しにされ、結局その日は訪れる。
昨日、普段から飲んでいる薬が切れたということでB医院に向かった祖父は念のためCTスキャンをかけてもらったのだが、その結果脳に相当な量の血が溜まっていることが解った。
何度も異常はないと自慢げに語っていたB医者はこのことに相当慌てたらしく、赤十字病院に電話をかけ、緊急外来に無理矢理手術の準備をさせ、入院したその日に手術ということとなった。
手術には成功し、結果祖父は転倒以前の調子に戻った。
赤十字病院の看護士達は祖母を担当した医者とは違い、真摯に祖父の看護に取り込んでくれた。あの看護士の方々のおかげで赤十字病院へのイメージも少しだけ変わった。あの人たちなら、祖母のように乱雑に扱われないだろう。

しかし…本来であれば緊急外来とはいえ入院したその日に手術を受けるということはない。(緊急外来といっても祖父はB医者の手配したタクシーに乗って赤十字病院までいった)
B医者が元赤十字病院の関係者であり、相当コネがあったからこそ即日手術なんて真似が出来たようだが、家族としては手術を受けれた事自体は良くとも本来手術を受けるはずだった他の患者の予定は狂わされたわけだ。私としてはどうしても素直に喜べない。
そもそもB医者や赤十字病院、C病院がしっかり対応してくれればここまでの悪化は防げたかもしれない。しっかり検査できれば、しっかり家族やケアマネージャーの言葉に耳を傾けていれば、もっと事前に治っていたかもしれない。
祖父や母、ケアマネージャーの時間は彼らによって無意味に費やされたわけだ。

上記の医者たちだって他の患者の面倒をみたり忙しく、簡易な検査で特に異常のなかった者に対して時間を割く余裕がなかったのだろう。…一応思っておく。


それを分かった上で正直に言う。
ここまで祖父の容態をを悪化させた連中が本気で腹立たしい。
そして以前、祖母を乱雑に扱った赤十字病院に、私はまだ憎み続けている。
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by CompoundBow | 2006-04-04 16:43 | 日常の雑感


※当Blogの投稿記事はあなたの精神健康を脅かす恐れがあります。 ※投稿した記事は日本語として言葉として意味を成さないBow言で書かれております。


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